印刷物とwebは似ているようで本質的に仕様が異なり要求される知識は全く違います。きちんと両方対応できるところに印刷物とweb同時に制作依頼することで多くのメリットがあります。

データの2次利用

インターネット上ではあまり意識されない著作権ですが、著作権譲渡契約を結んでいない場合は基本的に製作者に著作権があり本来２次利用は不可となります。
またwebで使用する画像は印刷物に使用する画像に比べ解像度（dpi）が小さい、色の表現方法が違うため色のトラブルになりやすい、制作するOSやソフトのバージョンによっては完全に同じ状態で開くことができない等問題が発生しやすいです。
会社案内や名刺・カタログ/リーフレットなどをwebサイトと同時に作成することで、そのような問題をクリアしやすく素材を２次利用することができるためコスト的にも無駄がなくなります。

営業戦略やブランディングの強化

素材や制作データ・内容をLPなどに２次利用できるので効率よくコンセプトによる統一感を持たせられブランドイメージの強化が可能です。
特に特定の商品等を特集したパンフレットやチラシとLPは性質が近くリデザインがしやすいため、LPページとのパッケージ制作などがオススメです。

DMやキャンペーン広告などは、「掲載できる情報に限りのある紙媒体はサイトへ誘導することを目的にインパクト重視、掲載できる情報に制限のないサイト上で詳細情報を掲載する」等様々な戦略が可能となります。
スマートフォンの普及により、その場でwebへ誘導させることは大きなメリットになります。

効率のよい制作

webと印刷物のどちらか片方を専門で行っている会社にまとめて依頼すると下請け会社に投げる事が多く、間に人が多く入ることでどうしても情報伝達のトラブルや双方の仕様の理解不足によるトラブル、制作の効率低下がおこります。
逆に別々の会社に依頼する場合は、著作権の問題・ヒアリングのやり直し等で制作効率が滴下します。

smooth designでは両方の実務経験のある担当者が一貫して行うのでそのような問題は発生しません。